第５回　本屋の店員さんが選ぶ

「シニア川柳」入選作品　発表！！

　 　「第５回　本屋の店員さんが選ぶ　シニア川柳」の募集には、北は北海道北見市、南は宮崎県都城市から総数470句にも上るご応募をいただきました。今回のお題は「健康」と「休」でしたが、クスっと笑える句からジ～ンとくる句まで、　たくさんの作品の応募がありました。入選作品は、一関市書店組合の皆さんが慎重に選考し、次の通り決定しました。
　なお、表彰式は、シニア活動プラザホームページに入選者と入選作品を掲載し、表彰状と副賞の発送をもって代えさせていただきます。
　ご応募ありがとうございました。

☆大賞作品☆

「健診を　終えて女房と　月見酒」	柴山　洋　さん	75歳

～入選作品～　　 ※掲載は順不同です

「老犬と　休みやすみの　散歩道」	猪口　和則　さん	58歳
「きれいだね　頬を染めるが　胃の写真」	白江　幸子　さん	76歳
「ペアルック　照れる夫と　ウォーキング」	三村　佳子　さん	65歳
「あの人の　説明できて　名前出ず」	ウシやんさん	55歳
「ドック前　生活正して　後乱れ」	虚弱体質さん	66歳
「リタイアに　三日で飽きて　職探し」	万歩計さん	58歳
「雑談に　医療用語の　聞きかじり」	綿帽子さん	67歳
「パンダには　悪いが俺も　しゃんしゃんだ」	テクノボーさん	61歳
「八分目　くらいにしとこ　腹と愚痴」	福蜜柑さん	71歳

～講評～ 　世の中のせいなのか、我々の年齢のせいなのか、自虐的な作品がほとんど最終選考には残りませんでした。自らと照らし合わせて頷ける作品に票が集まりました。安らぎと楽しみがこれからの生活にあってほしいと思うからではないでしょうか。
　大賞に選ばれた句は、読んだ後にほほえみが浮かぶ美しい作品でとても良かったです。

　 「暖かい　部屋で蜜柑と　文庫本」　　　　書店員（59歳）